一日分のリゾート

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EXILEは大学に行かない

P-RITTS11期 第2卒業ライブ 『やりたいことやるライブしゃーぷっ!』ライブレポ

前説 バーレーン 「山手線」
やっぱり、前説は何か策を凝らしたいところ。今回のライブの前説はバーレーンにお願いした。他にも迷走マカヒキ(スエマスと河田のコンビ、P-RITTS創立10周年ライブに出たきり出ていない)が俳句で注意事項を言ったり、あさみずき(もちろんあさみんとみずきのコンビ、2016年4月ライブ2日目に出たきり出ていない)がクイズのネタに合わせて注意事項を言うという案もあったが両コンビともの強い反対に合い没になった。
 
ネタとしては、普通に前説をしたいあさみんと、話の所々に山手線の駅名が出てきちゃうむさしだった。「高輪ゲートウェイ」まで上手く織り込んでくるとはねぇ。
ちなみにネタ見せのとき、スエマスは出だしでむさしが「上野です!」って名乗ったところからすでに「山手線じゃね?」と気づいていたそう。流石、あさみんの相方。
オチが13期卒業ライブ「やったーー」でバーレーンをパクった漫才をやった十八番のネタをさらにパクっていて落ち前にいきなり「最初からやってみよう」と言って、「ハイどーも」からやり直したものでしたね。
 
OP映像
むさしが頑張った。あの冒頭のトイレットペーパーを持ったあんなとスエマスのみどり台駅での改札のシーンのところは「花束みたいな恋をした」のパロディですね。他にも俺が隠し撮りしていたライブ企画会議の映像が役立ってよかった。
My Hair is Badの曲が良かったですね。サブスク解禁バンザイ。
 
1 ウィンストン 「被告人質問」
久々のウィンストン。久々のトップ。
ウィンストン(に限らず俺のコント漫才は)は、今までやっていそうでやられていない設定を出すことに留意している。今回は設定出しの時に河田の学部の話を聞いているうちに思いついた設定。でもいま思い返すと全然こすられている設定だな。
まあ全体的にうまく行った。つかみも思ったよりウケたし、終盤の展開もハマったし。
河田が3年生の江ノ島旅行の頃から言っている「裁判長!袖ヶ浦ナンバーの軽を運転している人物は全員無免許なんです!」って偏見がウケてよかった。
 
2 Wake up your heart 「なぞなぞ」
スエマスと岸のコンビ。懐かしい。でもヨシダインザライブには出ていた。
スエマスの書くネタなので、相変わらず後半で怒涛の伏線回収していた。
その終盤のパートでスエマスが岸の出すなぞなぞのとある共通点に対して「そういえばずっと、〇〇(ネタバレなので伏せます)じゃなーい?」って言うパートがあるんだけれど、そこをネタ見せから俺はずっと「東京出身のカミナリさん」って呼んでいた。ただ頭は叩かない。
 
3 あにゃりすと「通販」
お決まりのスライドショーを使用したコント。いやー映像と言えば、西の陣内智則、東のあにゃりすとだなー。
裏話だけれどネタ見せで、ヴァラモンのところのボケに対して「ボケの意味がよく分からない」と意見した岸にあにゃあがちょっとキレていたのが面白かった。これに関してはインドに関する知識がない岸が悪いですね。俺は普通に分かったもん。
あと、普通に前のライブよりあにゃあの映像の編集技術とかが上がっていて面白かった。
 
4 サラマンダー「電車内の光景」
スエマスの書くネタなので、相変わらず初ボケまでたっぷり時間使っていた。「今回は龍出てこないの?」って言ったら怒られた。最初に作ったときは初ボケまで2分30秒あったらしいけれど、そこから頑張って縮めたそう。初ボケまでたっぷり時間使いすぎてファイヤーサンダーさんかと思った。
でも流石の前トリ。安心して袖で見ていられた。あさみんも演技うまい。
 
中企画「末益の次のピンネタを作ってあげよう!」
ここ最近、ヨネスケの「長生き音頭」や細木数子の曲?をネタで使うなど、"変な曲紹介ピン芸人"になっているスエマスくん。そんなスエマスくんに我々が「変な曲」を紹介し、「それを使ったピンネタ」を作ってあげようという企画。
俺が湘南乃風の「ガチ桜」を紹介したときタイトルだけでウケたの嬉しかった。
それにスエマスのいじられたときの足腰の強さもすごかった。
河田が即興で「本当はない永ちゃんっぽい曲」を歌うってくだりがあって、そこから無茶振りで、スエマスに即興で「本当はない〇〇っぽい曲」を歌わせるくだりが途中からできてそっちが本筋みたいになっちゃった。
あと、みずきが誰も知らない曲を紹介して、それが結局自分で作詞作曲してわざわざ録音までしたやつだったところが一番ウケていて悔しかった。あのボケのためにみずきはバンドやっている知り合いに録音を頼んだそう。
 
5 メジャック「漢字テスト」
俺のセリフに合わせてむさしが漢字の動きをやるだけでウケるので双方楽チン。ネタ飛ばしリスク軽減!
ウィンストンでコント漫才やるので、それを避けようかなーと思い、作ったネタ。
後半の俺も漢字の動きをやり始めるところがちょいダレた?でもトリッキーな内容で非常に好み。後半トップくらいが丁度いい。
 
6 ハイリビング「最近のニュース」
ここのコンビも見るの久々だなー。P-RITTS・学生お笑いには珍しい時事漫才。コロナ一色になりがちな現代社会の中からうまく色々なニュースを見つけていた。
おそらくこのコンビがネタをやるのは俺らが2年の時以来。俺らが3年のときはみずきが留学に行っていて、4年のときは河田は勉強に専念するためサークルに来ていなかったので2人の活動時期はズレていたため。
ちなみにハイリビングっていうのは河田の当時住んでいたマンションを管理する不動産会社だけれど、今は河田はそこに住んでいない。
 
7 ぼのほの「ショートコント」
ネタ見せがあんまりで、みんなでどうしよっかと知恵を出した結果、最初2個くらいは普通にショートコントをやるけれど、そこ以降コントが終わるごとに、影ナレでみんなでツッコむ形にシフトチェンジ。
「笑いを舐めるなー!」「その程度でオチだと思っているのか!」などなど。
「ここで面白い3文字を!」と言われた岸がテンパって「みそしる」って言ったところが最大瞬間風速か?さんざん言われていたけれど。盛り上がったので良し。
 
8 独りよがり「進路指導」
進路指導の先生が偏見言ったら面白いかなと思った。このネタで使った中で一番気に入っている偏見は「テスト範囲を手の甲に蛍光ペンでメモするのはいいギャル」です。でももう偏見言いたくない。偏見って僕の中ではもう終わった文化。Twitterで偏見botなるものが出てきた時点でもうやる気失せた。そういうのを馬鹿にするのが偏見なのに、堂々とbotが出て来ちゃうとなんか違う気がする。
他にもバカにしてしまった、大学生じゃないのにダウ90000の熱心なファンをしている方々、すいません。
 
9 潮時「恋人を助けに行く」
11期のエース・スエマスと11期のジョーカー・みずきのナイスコンビ。
「ウィンストントップ・潮時トリ」って香盤は2017年6月ライブ2日目を思い出させる激熱(かつ厚)香盤ですね。
開始3秒で、ぼのほのへのツッコミで声枯らしているスエマスがウケていた。どこで声枯らしてんだよ。また、安奈からハチミツをもらって舐めなきゃいけないね。
順調にオチまで受け続けて流石。安心してトリを任せられる。
 
映像企画「あにゃあの家ついて行って、いいですか」
あにゃあの家片付け企画を撮りたい我々vs頑なに家に人を入れたがらないあにゃあ(本人曰く「法律には触れていない」)。この構図は3,4年程前からできていたけれどついに決着をつけるときがきた。千葉大の正門の前からあにゃあの部屋までに、ガザル・ファミマ・オートロックのドアの前等々何ヶ所か関門が設置され、そこにあるあにゃあの仕掛けた試練を突破した人だけが次に進み最終的に部屋に入れるという企画。
結局、あにゃあの関門を誰も最後まで突破できず。唯一玄関の扉の外までは行けたあさみんとあにゃあがお茶を飲んでいるシーンでフェードアウト。
この企画やっているときにもし、俺らが一歩(と言わず五千歩くらい)間違えて、ユーチューバー集団とかになっていたらこんな感じだったのかなーーとなんだか感傷的になった。
 
10 円山町ランデブーエクスプレス「コント・陰キャが支配した世界」
予想通りだったけれど、河田とあさみん陰キャの喋り方うますぎ。
あと普通にジーパン、チェックシャツをズボンにイン、頭にバンダナを巻いた岸が出てきただけで笑いが起きてよかった。俺らはネタ合わせの時にこの衣装合わせて大爆笑したけれど、お客さんには伝わらないかもなと思ったから。
あとダンスが上手にできて、ダンスのリベンジできてよかった。「も〜っと!やりたいことやるライブ」の時はダンスがうまくいかなかったので。
 
11 円山町ランデブーエクスプレス「転校生」
生徒が少ない離島の小学校に転校生が来ると聞いてワクワクしていたスエマスくん。彼のもとに、担任のにしごーり先生がいろんな転校生を連れてくるネタ。「あんま転校生って一度にたくさん来ないのよー」とスエマス君も言っていましたね。ピンでも出てきたインド人や偏見の強い進路指導の先生が出てきてよかったですね。。。
あと、Dr.コトーネタがあまり伝わらなかった、みんな離島って設定覚えてなかったかも。
ネタ作りは割と大喜利羅列勝負で大変だった。
 
 
【その他あったこと】
・スエマスが本番前に緊張と寝不足からかコンビニで、コーヒーと桃水とレッドブルとお茶2本とミルクティーを買って会計を済ませた後に「え?俺、なんでこんなに飲み物買ってるの?」と言っていた。
・あにゃあがめるるを知っていてビックリしちゃった。絶対知らないと思った。
・ネタ合わせのとき、スエマスは久々に会ったみずきに人見知りしていた。
・かんなが来たかと思ったら小菅さんだった。
・でもよく見たらやっぱりかんなだった。
・あんなは最近藤井風をよく聞いているそう。
・準備期間はめぐが一番ボケ数多かった。
・むさしが「たしかし」とめっちゃ言っていた。。。今更??
・かんなが上白石萌音さんの悪口を言っていた。
・あにゃあが9番街レトロの京極さんに似ているかどうかで前日のネタ合わせが30分中断した。
 
では、また「やりたいことやるライブドッカ〜ン!」でお会いしましょう。